2018年10月02日
2018 魚野川釣行
9月20日をもって群馬県内の渓流釣りは終了し、釣果も最後までぱっとしないまま終了
しかしながら、隣県の新潟県魚野川では9月いっぱいまで釣り可能なので去年同様足を延ばしてみました。
事前の情報でこの時期は、本流では鮎のコロガシ釣りが解禁となり本流トラウト釣りには厳しい状況との事
自身も昨年の釣行でそのことは痛感していました。普通のコンディションでは,ほぼヤマメには出会えない
何かのプラス条件が重ならければ．．．
その条件のひとつが雨による増水、この時期はやはり渇水気味の魚野川、水が増えれば魚も動くし
若干では有りますが、鮎釣りも減ります。当初予定を立てた日は予報では雨、正に渡しに舟、心躍ります
しかし、世の中そんなに甘くない。前日から風邪気味の次女が熱を出して釣りは延期
その夜SNSを複雑な気持ちで見てみるとやはり好釣果だったようでした
次の休日は禁漁前ラストの2日、どちらにするかはたまた2日共に行くか
漢なら2日間って言いたいところですが、金銭的にも家庭的にもその案は廃案
どちらか一日を選択することに
A案 土曜日に行く
その日の天気は一日雨、雨で活性も上がり釣れる可能性
プラス混雑が予想される土日でも釣り人が多少減るかも？
プラス混雑が予想される土日でも釣り人が多少減るかも？ 特にマイナス要因無し
B案 日曜日に行く
天気予報は曇り、台風が近づくわりに天気は安定、台風前はデカいのが釣れるという噂が有り一発逆転の可能性
しかしリスクも大きい、関東近県ではこれが最後なので釣り人の増加、土曜の雨次第では濁りが入り、そして何よりも
予報より台風が速く到達すれば釣りどころではない
あなたならどうする～
正直すんごい悩みました
無難な選択ならA案、そこそこ釣れるだろう B案を選んで釣り出来なかったら元も子もない
二者択一、結果的に僕はB案を選びました。その理由は、台風前に釣りをしたことがなかったから
最初は釣果を迷いその選択が決まりませんでしたが、もっとシンプルにやった事がない事に
チャレンジする事が一番面白そうなので最終日に決定
もちろん前日から準備はしました。まずブログ等でこの時期の有望なポイントの下調べ
魚野川へは年１回のペースでまだ３回しか釣行が来た事が無くほぼビギナー
本流もですが、数本携えている支流の事もほぼ未知の世界
ネットの上の方に現れた方のブログを参考にいくつか候補を絞ります
それともう一つ、Googleマップでの川観察。これで大まかなポイントの様子がわかるし
意外と重要な河原へ降りる場所や駐車スペースなんかも調べていきます。
写真を見てこの時期に良さそうなポイント、写真でも白泡が見えるような流れのポイントを候補に
早めに就寝し、夜更けに出発
途中雨脚が強くなり少し心配でしたが、トンネルを超えると雨はやんでいました
途中雨脚が強くなり少し心配でしたが、トンネルを超えると雨はやんでいました 移動による時間ロスを防ぐために、漁協管内の最下流域からのスタート、最初に選んだ場所
車から川面を見ると凄く良さそうなポイント、ここにしようか？どうしよう？まだ釣り人も居ないし
もう少しみて回ろう。次のポイント、ここは浅すぎる、対岸下流へ移動。段々と明るくなって来た
橋を渡ると前の車が右折して土手際の道へ、まさか⁇
そう釣り人です、先行者一名。普通ならがっくり＿|￣|○ですが不慣れな場所では、逆にこれが
釣れてるのかな？ってプラス思考に思えました
挨拶を済ませて後から入ります、地元ローカルの方で恐ろしく身支度が速い。僕の今までの経験では
準備の速い人は釣り上手が多い
あの人もあの人もめっぽう速い
あの人もあの人もめっぽう速い
先行者の上流に少し歩いてそこからスタート、足元の水没している雑草からして少し増水している感じ
水の笹濁り弱って感じでバッチリ、期待が持てます。やや強い流れで手前がカーブの外側、緩くなった
足もとの駆け上がりを攻めるが反応無し。先行者が移動したのでその場所流れの合流地点へ移動
向こう側が本筋で手前がチャラ瀬で合わさるポイント、朝一だけにここには居そう。
流れが合わさった向こう側の大物の付きそうな方を先に攻めるが反応無し、まあ当然ですね
手前側、チャラ瀬がぶつかる側を丹念にドリフトさせて少し沈ませるとやはりヒット
やはり小さいヤマメが居ました
でもここで釣れたのは嬉しくこの先が期待持てます。
その後、対岸の太い流れの中、もしくは際に大物が潜んでいると信じてかてルアーを投入しましたが反応無し
朝のゴールデンタイムはこれにて終了、久しぶりに本流釣りやったって感じで気持ち良かったです
車に戻り移動開始、時折日も差し始め狙いを支流に変更。ここで前日の下調べのポイントへ移動のはずですが
車中から眺める川は良さそうなポイントが多く、所々で途中下車
増水中なので普段の様子を知らないのでなんですが、地元の人が見たらなんでこんなところにで釣りしてんの？
って感じだったかも
しかし時間は待ってくれない、そうこうしているうちにも時は過ぎていきます。先を急がねば
下調べのポイントへ一気に移動、するとそこは
ありゃりゃ、やっちまったなぁー 百聞は一見に如かず、やはり実際に行ってみないとわからない事は多い
実際、このような両岸護岸の場所は少なくありませんでした
また移動途中にこんな場面に出くわしました
筋斗雲⁇ 悟空は乗ってません
その後も移動を繰り返しますが、良さそうなポイントは先行者が多くポイント難民になりつつあります
さらに移動を繰り返し、もうウエーダーも乾き始めた頃に超一級ポイントが空いていました。
やはり今日は運がイイ
白泡の湧き立つその下にルアーを落とすと一瞬で反応
尺には届かず２９ｃｍ、泣き尺岩魚
お腹もパンパンでした。
そこではあと一尾をバラシ終了
やはり色づいた秋山女魚が釣りたい
今度は移動中に見つけたポイントへ移動
普通の里川って感じの何気ないポイント、入渓してもその浅さを感じ狙いをボサ下に定めルアーを上流にキャストし
ロッドを傾けブッシュの下を横切るように流れにのせながらリーリング
ついに出ました‼ 錆びの入った秋山女魚
ヒットルアー Ｓａｍｏｎｇａｃｈｉ HUMP HLAT 35 イワナカラー
夏から秋にかけてこのルアーのアップの釣りに手ごたえを感じて来ました
この河原の石と同化しそうな色で自然界に馴染み、タイトウォブリングで魚へとアピール
いやぁ～この魚は、ほんと嬉しかったです。
釣り方も狙い通りでしたが、ポイントも移動中に見つけたポイント、そして何よりもその美しさ
今年の渓魚の〆にふさわしい魚です
幸いにもまだ時間は有ります、最後は本流でSPレインボーを狙おう
すぐに移動、ふと気づくと今日は釣りしている時間と同じくらい車で移動してますｗｗ
本流に戻り深みのあるテトラ帯を最後のポイントと決め、キャストを繰り返すがヒットに至らず
これにて本年の渓魚の釣りは終了
今日の感動に浸る間もなく直ぐに撤収、台風はすぐそこに迫ってきてます
案の定、湯沢辺りで土砂降りでした
ありがとう、魚野川 また来年
Posted by kazeoyomu at 12:38│Comments(0)
│ルアー トラウト
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